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活動報告

平成19年5月12日(土) クリーンウォークとかちin札内川

 十勝にはその源を大雪山連峰十勝岳に発する十勝川が流れています。 音更川・札内川・利別川などの多くの支川を合流して流れ、中でも、札内川は全国から高い評価を受けている日本有数の清流でもあります。自治体等による河川公園の整備、河川管理者による河川改修や流域の様々な開発にともない、人々が川に安らぎの場を求めることが多くなってきています。 「水と緑が豊かな川づくり」をテーマに、現在も生態系の保全や潤いのある水辺空間とするため、いろいろな事業を展開しています。しかしその一方で、一部のマナーの悪い人により、河川敷が「ゴミ捨て場」と化しているのを目にすることが多くなっています。



 大型のゴミの中にはタンスやソファなどの家具をはじめ、ふとん・家電・バッテリー・廃油、新聞・雑誌、空き缶など、ゴミ処理場で見られるようなありとあらゆる種類のゴミが捨ててあります。特にタイヤの処理費用が有料化されてからは、大量のタイヤが一度に捨ててあることがあり、個人だけによる投棄ではないと思われるごみもあります。
大型のゴミの不法投棄ばかりが目立っているわけではありません。河川敷のゴミの中には飲食後のペットボトルや空き缶、弁当のパックなども無造作に置き捨てられています。

 今回のクリーンウォークで特にごみの多かった場所は「雪捨て場」の跡地でした。偶然なのか?わざとなのか?冬の廃雪と一緒に多くのゴミも廃棄された模様です。たくさんの人が同じことをすればゴミの山ができてしまいます。紙や木と違い、空き缶やプラスチックなどの製品は自然の力で分解することができず、放っておくとずっとそこに残ります。誰かが片付けなければ、河川敷はずっとゴミが散らかったままです。クリーンウォークに参加した人たちは「こんなに多いとは思わなかった」「きれいな川にしたいよね」と、子供たちも小さな手で一生懸命にゴミを拾います。これから先も子供たちに美しい自然環境を残していくため、ゴミを捨てるような行為は絶対に許されないのです。

 また今回は、初の試みとして、参加者全員による懇親会が行われ愛国大橋高架下河川敷で焼肉が主催者よりふるまわれ、クリーンウォークの労をねぎらいました。河川敷で焼肉をする方も多いことでしょうが河川は公共の財産です。特に海に接する部分の少ない十勝では、川や河川敷は貴重な水辺空間として人々の心に安らぎを与えてくれる場所です。都市部に住んでいると緑が豊かで水の流れが清らかな川辺へと足を運び、ホッーとしたくなる時があると思います。やはりそんな時は、ゴミひとつ落ちていない美しい環境の中で心身ともに安らぎを得たいものです。


 日本でも有数の清流と全国から大きな評価を受けている札内川を、地域に住む私たち自身が貴重な財産と認識して誇りを持ち、守っていかなくてはなりません。



記事:武田隆仁





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