8月例会のテーマは「構造改革特区」。
まずは、北海道経済産業局総務企画部の椿原靖彦企画課長より、構造改革特区や北海道の経済状況、北海道経済産業局の取り組みなどのお話をお伺いしました。「これからは、産官学のほかに民間、生産者も一体となり、皆が少しずつ手を結んでムーブメントを起こしていかなければならない。そして、アジテーター(大衆を扇動する人)の役割を担う人材が必要になる」と結ばれました。
その後、担当した3委員会から、各委員会で検討した「帯広らしい構造改革特区のアイデア」が発表されました。たのもしろい委員会は、スケートによる町づくり、地域づくりを目指す「とかち帯広スケート大学」の設立と、それにかかる規制緩和要望などを宇野君、坂田君、高田君が発表。自場自賛委員会は、郷君の「自分は農業をやりたい」という想いをもとにした、農業就労推進特区、農業国際化法人特区、農業生産自由特区、新農業会特区を発表。モリモリ開発委員会は、朴君が「廃校施設に老人施設&子供施設をつくる」と題し、少子高齢化問題、統廃合等による廃校の利用方法、利用事例などについて発表。そして、椿原企画課長より、それらアイデアの可能性や視点のアドバイスなどをいただきました。
構造改革特区について学ぶことで、改めて地域を見直したり、地域について考えるきっかけとなる例会でした。