活動報告

6月例会「帯広JC・芽室JC・帯広YEG 3団体合同例会」

 平成23年6月24日(金)6月例会「帯広JC、芽室JC、帯広YEG3団体合同例会」が、とかちプラザで開催され、3団体のメンバー約140名が参加しました。

 今例会は、地域経済の発展に寄与する青年団体として、災害時にも適切な判断ができるように備え、各団体のネットワークを活かした地域災害対策を模索することを目的に開催されました。

 第一部は、帯広YEG連携委員会が「十勝の災害対策 “備えあれば憂いなし”」をテーマに、地震のタイプやメカニズムを説明。またハザードマップを基に河川が氾濫する可能性や、ときには地域避難所が機能しないことが想定されることを示唆し、防災グッズなどの事前準備、自助や共助活動の大切さを説きました。

 第二部は、「防災ネットワークの構築のために」というタイトルでパネルディスカッション。パネリストに3団体の理事長・会長のほか、徳長政光十勝総合振興局局長、米沢則寿帯広市長を迎え、帯広JC曽我副理事長の進行で意見を交わしました。  震災後の行政の対応について、徳長局長からは、津波想定の見直しを進めていることや、避難率向上や寒冷地特有の防災対策が課題であること、米沢市長からは、防災対策の見直しやその在り方、公助が機能しない場合には自助、共助など自主防災の取り組みが必要であることが説明されました。特に米沢市長は「町内会の活動が見直されるのではないか」と、地域コミュニティーの大切さを強調されていました。
 各団体代表からは、義援金や支援物資の取り組み、全国組織ネットワークを活かした協力活動が報告され、これらの活動を継続すること、また、より堅固なものにしていくことを確認しました。

 「備えあれば憂いなし」。災害に対しての覚悟や日頃の備えの必要性などを再認識し、自分たちは今、どう行動すべきか、防災への意識を高めるきっかけになる例会でした。

 例会後、合同懇親会が4グループに分かれ開催され、交流を深めました。