活動報告

「『夢・希望そして共生社会の実現』障がい者があたりまえに働ける十勝へ」開催

平成27年2月14日 14時30分〜16時40分
とかちプラザ大集会室にて、連携委員会事業
「『夢・希望そして共生社会の実現』障がい者があたりまえに働ける十勝へ」が開催されました。

黒田会長挨拶

第1部 「夢・感謝・希望」
講師に京谷和幸氏を招いての講演。
当時、Jリーガーとして活躍していた京谷さんが、1993年に事故で脊髄を損傷し、サッカーはもちろんの事、歩く事さえ出来なくなってしまった事を始めとし、その時の辛い想いや、奥様の支え、前向きになっていく精神など、現在に至るまでの経験を話して下さいました。

障がいを抱えながらも、夢と希望を持ち、立ち上がっていく京谷さんのお話は会場全員の心に染み渡りました。リハビリに励み、サッカーは出来なくなってしまったものの、車椅子バスケに出会い、パラリンピック日本代表として、4大会連続出場するなど、素晴らしい実績を残されました。

現在でも、全国各地で講演活動を行ったり、サッカーやバスケの指導者、障がい者専門人材サービス事業でにアドバイザーなど、活躍の場を広げている京谷さんでした。

第2部 「はたらくちからトークセッション」
コーディネーター仁平委員長とパネリスト三方、新明雅之氏(十勝障がい者就業・生活支援センターだいち)、栗原民地氏(はるこまベーカリー)、京谷和幸氏とが、対談形式で進行されました。
障がい者の方々が対象となる制度や実際に障がい者の方が就業されている現状、そして企業側がどのような体制で受け入れるか等を中心に対談が行われました。適性を見極める必要性、双方のマッチングが重要とされ、相乗効果も期待できるなど、とても前向きなお話でした。

VTRでは、市内某スーパーに勤務しているA君(24)が障がいを抱えながらも、通常の業務をこなしている映像が流れ、その姿は障がいを抱えているとは思えないほどの頑張りようでした。
お店からも必要とされ、本人もやりがいを感じながら働き、成長していく様子は、健常者の方々。と何ら変わりなくも感じました。

青年部メンバー30名、一般の来場者は100名を越え、中には車椅子で来場されている方も見受けられました。青年部メンバーはもちろん、一般のお客様にも今回の事業を通して通じるもの、感じるものがあったのだろうと思い、とても良い事業でした。

最後に、角玄担当副会長から挨拶があり本事業が終了致しました。
今回、講師でいらしていただいた京谷様、パネリストとしてご参加いただいた新明様、栗原様。
そしてご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
企画・運営をされた連携委員会の皆さん、大変お疲れ様でした。